パートナーを結婚や恋愛のために選ぶ時は、自分の親子関係が影響しています。
その親子関係と恋愛のからくりを心理学から今回は検証してみようと思います。
成長の過程で、私たちはさまざまなものを両親から受け取ってきました。
その親子関係で受け取ったものが、あなたの選択基準に大きな影響を与えているのです。
心理学からみた、恋愛をするためのパートナー選びには下記2つの傾向があります。
1.幼少時代に親から受けた傷を癒して欲しい
理想の親像をパートナーに求めます。このため、心理学的にいえば、選ぶパートナーは実際の親と反対の性格を持っていることが多いです。
親の役割を相手にしてもらうことで、親子関係を再演して幼少の頃に受けた傷を癒してもらおうとします。
たとえば、無口で面白味のない親の場合はよく話す楽しいパートナー、厳しい親の場合は優しいパートナーを選んだりします。
2.パートナーに自分が幼少時代に失った自己を見いだして、パートナーを理想化する
幼少時代の「自分はこんな風になりたかった」という気持ちや、今の理想像をパートナーに求めることがあります。
たとえば、性的に厳格に育てられた人は大胆なセクシャリティーの人に魅かれたり、親のしつけが厳格だった人は天真爛漫な人に魅せられたりします。
恋愛関係によって、親子関係で失った自己や傷ついた自己を回復させようとするのです。
また、無意識のうちに私たちは、パートナーに自分の親と似た人を選ぶことがあります。
1.慣れ親しんだ環境への愛着
人間というのは習慣の生き物ですから、家庭環境や親に似たパートナーを無意識のうちに好む傾向があります。
小さい頃、親が家にいることが少なくて淋しかった人は、面倒みのいい人を相手に選びたいと思うことが多いです。
2.同性親の役割行動
パートナーを選ぶ時に、「こんな人だけは絶対選びたくない」と異性の親を見て固く誓う時があります。
たとえば、娘はだらしない父親に対して軽蔑しているとします。
父のような男は絶対パートナーには嫌だと決意しますが、いざ付き合ってみると父親と似ているということがあります。
普通、だらしのない父親を支えるためには母親がいますね。
もしもその母親の頑張りやひたむきさを娘が素晴らしいと感じ、自分の中にそれを取り込んでいたとしたらどうでしょうか。
父親の世話をするということに母親は価値を見出しているため、無意識のうちにそういう価値観を娘は受け取っていることも考えられます。
3.パートナーを私たちが追い詰める
私たちは自分の存在を親から認めてもらうために、親の要求を満足させるように成長します。
そして親の要求によって心が傷ついてしまった時、親とはまったく逆の性格をもったパートナーを求めるようになります。
しかし、親から存在を認めてもらえる唯一の方法が親の要求にこたえることだったので、私たちは親の価値観を無意識のうちに自らにも取り入れて、パートナーにもこの価値観を満たすように要求してしまうことがあるのです。
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